第6回中之島運動器研究会

2017年11月11日(土曜日) AP大阪淀屋橋 3階 「H.I.ルーム」

特別講演

座長 大工谷 新一

  • 「Rehabilitative Ultrasound Imagingによる運動器理学療法の現状」
    森ノ宮医療大学 講師 理学療法士 工藤 慎太郎先生

製薬会社招聘講演

座長 きょうかわ整形 京川 進

  • 「リウマチ診療における『身体のお天気』ノート活用法~患者満足度アップを目指して~」
    樋上病院 看護師 松村 陽美先生

一般演題

座長 きょうかわ整形 京川 進

  • 「超音波ガイド下ブロック ~ 頚部・肩 ~」
    永野整形外科クリニック 永野 龍生先生
  • 「パテラセッテイング膝関節注射法」
    わだ整形外科クリニック  和田 誠

超音波ハンズオン

進行役 こんどう整形 理学療法士 西田 憲司

  • 「運動器超音波評価法」
    講師 理学療法士  工藤 慎太郎先生
  • 「頚部ブロック/膝注射」
    永野 龍生先生/和田 誠

新人発表

座長 村田整形 理学療法士 福井 洋二

  • 「柔道の背負い投げ動作において膝関節に疼痛を有する二分膝蓋骨の一症例 〜運動連鎖に着目して〜」
    わだ整形 理学療法士 難波 優大
  • 「サッカー競技中に腸腰筋に疼痛が生じたグロインペイン症候群の治療経験~支持脚に発症した症例~」
    わだ整形 理学療法士 加賀山 颯

第6回中之島運動器研究会のご案内

第6回運動器研究会が無事終了いたしました

第6回は、以下の2点をテーマとしました。
①理学療法士の目線から超音波を用いて運動器を評価する。
②整形外科医師の目線から超音波を用いての運動器インターベンション治療

①理学療法士で森ノ宮医療大学講師の工藤慎太郎先生に臨床で応用できる理学療法士のための超音波評価法を実症例を提示しながらご講演いただきました。
具体的には、腰痛患者における超音波を用いた筋活動の評価、超音波によるBiofeedbackを用いた理学療法介入、超音波による筋滑走性の評価、隣接筋との相対的な滑走性を工業用ソフトを臨床応用し評価、実際の徒手モビライゼーションを超音波ガイドに評価、等をわかりやすくご講演いただきました。

②整形外科外来での診療で行っているインターベンション治療として
永野先生から星状神経節ブロックやC4-8神経根ブロック等プレゼンテーションをいただき、実際に超音波での見え方をハンズオンで確認しました。
和田の考案しているパテラセッティング膝関節注射法をスライドで説明し、ハンズオンにてパテラセッテイングをすると膝蓋上嚢が膝関節筋の作用で拡大することを確認しました。

そして、1年目の理学療法士2人が新人症例発表を行いました。
今年は60名を超える参加者があり、理学療法士、整形外科医の活発な意見交換ができました。
また、その後の懇親会においても熱い談義が続いておりました・・・。