次回開催のご案内
第18回中之島運動器研究会/E-1グランプリ2025 Final【現地開催&オンライン配信】
第18回中之島運動器研究会/E-1グランプリ2025 Final【現地開催&オンライン配信】
12/14(日)の中之島運動器研究会、E-1グランプリ、エコーハンズオンセミナーのチケット販売開始のお知らせです。
↓詳細、お申し込みはこちら
https://18th-nakanoshima-e1-final.peatix.com/
| 日時 | 2025年12月14日(日曜日)10時から17時 |
特別企画①では、運動器疾患と疼痛治療の最新トピックスについて、理学療法・画像評価・鍼灸の各分野の専門家より多角的にお話しいただきます。膝蓋下脂肪体に着目した変形性膝関節症の新たな治療戦略、超音波による凍結肩の評価と理学療法への応用、さらに科学的根拠に基づく鍼灸の痛み制御メカニズムなど、チーム医療の新たな可能性を探る内容です。臨床に直結する実践的な講演となります。ぜひご参加ください。
特別企画②では、膝関節領域で注目されるPRP療法や幹細胞治療などのバイオセラピーについて、膝関節外科医と再生医療医の両視点から最新の知見をお話しいただきます。さらに、慢性疼痛治療として注目されるTransarterial Micro Embolization(TAME)の臨床応用やエビデンスの変遷、今後の展望についてもご講演いただきます。再生医療と血管治療の最前線を学べる貴重な機会です。ぜひご参加ください。
タイムテーブル
・10:00~【第18回中之島運動器研究会 開会の挨拶】
中之島運動器研究会 代表世話人 和田 誠(わだ整形外科クリニック)
・10:10~11:10【特別企画① “理学療法・鍼灸を科学する” 】
座長:工藤 慎太郎(森ノ宮医療大学)
「膝の理学療法を科学する」
講師:中西 聖弥(森ノ宮医療大学大学院、わだ整形外科クリニック)
【講演の概要】
本講演では、演者らの研究知見を基に、膝OAの理学療法を科学的根拠と共に解説します。近年、膝OAの疼痛源として重要視される膝蓋下脂肪体に着目し、その線維化に低酸素環境が関連することを明らかにしました。また、膝OAの代表的な運動療法である大腿四頭筋等尺性収縮が膝蓋下脂肪体の血流に及ぼす影響について最新データを提示し、膝OAに対する新たな治療戦略の可能性を探ります。
「肩の理学療法を科学する」
講師:稲田 徹(森ノ宮医療大学大学院、永野整形外科クリニック)
【講演の概要】
凍結肩では、関節包性拘縮が可動域制限の主因とされているが、臨床においてその状態を簡便かつ客観的に評価する手法は確立されていない。私たちは、超音波画像診断装置(US)を用いて下方関節包の厚みを評価する方法を考案した。凍結肩では健常群に比べ全例で下方関節包の肥厚を認め、下方関節包の厚みと関節可動域との間に負の相関を示した。さらに、MUC後の下方関節包の状態を観察することで、断裂に伴う肩関節の不安定性に着目し、治療戦略へと活かしている。本発表では、USによる下方関節包評価の臨床的有用性と、理学療法への応用について提示する。
「鍼灸治療を科学する」
講師:前田 寛樹(名古屋トリガーポイント鍼灸院)
【講演の概要】
痛み(とくに慢性疼痛)は構造的異常のみでは説明できない場合も多く、多面的な痛み制御が求められる。鍼灸治療は古来より用いられてきたが、その機序は神秘的に語られがちであった。しかし近年、痛みに関連する鍼灸研究が急速に進んでいる。本講演では、「ツボとは何か?」という基礎的な問いから、鍼刺激による局所組織反応、脊髄での作用、脳血流変化をはじめとした中枢の関与まで、最新の科学的知見を整理し、痛みに対する鍼の生理学的作用を考察する。また、鍼灸師が「科学」を共通言語として用いることで、他職種と連携し、難治性疼痛にチームとして挑む可能性を探る。鍼灸治療を再考し、痛み治療の一手段として提案することを目的とする。
・11:20~12:30【特別企画② “もう一度確認しよう! 最前線治療のエビデンス” 】
座長:和田 誠(わだ整形外科クリニック)
「膝関節の再生医療とエビデンス ~PRP・幹細胞(MSC)・培養上清液など~」
講師:藤間 保晶(医療法人美喜有会 再生医療センター リペアセルクリニック東京院 院長、奈良県立医科大学整形外科 臨床教授)
【講演の概要】
近年、バイオセラピーは膝関節領域に於いても変形性膝関節症からスポーツ障害まで多くの疾患を対象に行われるようになってきた。代表的なバイオセラピーとしてはPRP、間葉系幹細胞(間質細胞)による治療が挙げられるが、PRPにせよ、幹細胞にせよ、現在いろいろな種類が存在する。しかし、これらの基礎医学的検証はきちんとなされていたとしても、臨床成績については患者背景、下肢アライメント、他の治療介入などのバイアスが多く含まれており必ずしも正確な検証結果に至っているとは言い難い。膝関節外科医、再生医療医の両者の視点から、バイオセラピーの適正使用、治療効果の向上について自験例を含め報告する。
「TAMEの歩み:初期報告から最新エビデンスまで -新しい疼痛治療の広がりと展望- 」
講師:奥野 祐次(Okuno Clinic.)
【講演の概要】
2013年に初めて報告された慢性疼痛に対するTransarterial Micro Embolization(TAME)は、異常新生血管を標的とする全く新しい治療概念として注目を集めてきた。その後、膝関節・肩関節・肘・アキレス腱・足底腱膜炎など、様々な部位に応用され、国内外で多くの臨床研究が報告されている。本講演では、最初の報告から現在に至るまでの主要な論文とそのエビデンスの変遷を概観し、治療法としての確立に至るプロセスを紹介する。また、国内施設での普及の現状と今後の課題、さらには保険収載や国際的展開に向けた展望についても述べる。
・12:40~【E-1グランプリ2023 優勝者プレゼンテーション】
座長:朴 基彦(ぱくペインクリニック)
「オモダニードルとオモダニイトのその後」
講師:面谷 透(東京先進整形外科)
・13:10〜【第18回中之島運動器研究会 閉会の挨拶】
中之島運動器研究会 世話人 工藤 慎太郎(森ノ宮医療大学)
・13:45〜【E-1グランプリ 開会の挨拶】
大会プロモーター:和田 誠(わだ整形外科クリニック)
・14:10〜16:25【E-1グランプリ出場者のプレゼンテーション&採点&結果発表】
【Final 出場者】
①有馬 敏彦(佐藤整形外科内科クリニック:医師)
②石元 優々(和歌山県立医科大学 整形外科学講座:医師)
③浦川 ひかり(尼崎中央病院:医師)
④斉藤 究(さいとう整形外科リウマチ科:医師)
⑤清水 圭悟(九州医療スポーツ専門学校:理学療法士)
⑥高橋 健太(名古屋トリガーポイント鍼灸院:鍼灸師)
⑦寺田 哲(みしま痛み&リハビリクリニック:医師)
⑧中嶋 啓文(千葉大学:医師)
⑨二村 英憲(名古屋スポーツクリニック:理学療法士)
⑩前田 学(まえだ整形外科:医師)
(五十音順)
・16:25~【E-1グランプリ 閉会の挨拶】
大会プロモーター 和田 誠(わだ整形外科クリニック)
中之島運動器研究会 世話人 工藤 慎太郎(森ノ宮医療大学)
↓詳細、お申し込みはこちら
https://18th-nakanoshima-e1-final.peatix.com/
協賛企業を募集しています
中之島運動器研究会では、毎回、多くの整形外科をはじめ運動器の診療をされる医師、理学療法士及び医療系セラピストがご参加されます。例年、特別講演に運動器分野でご活躍されている講師をお招きし、座談会等を通して、新しい評価法や治療法を学びます。そして、疾患を深く理解し、今後の治療に発展させることを目的としております。
つきましては、研究会参加者へ貴社の広告をさせて頂く機会を設けたいと考え、以下の通り協賛をご依頼させていただきます。何卒ご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。ご不明の点等ございましたら、下記連絡先までご連絡いただければ幸いです。
協賛募集要項
1. 会の名称
第15会中之島運動器研究会
2. 会期
2024年07月21日(日)
3. 会場
Zoom配信
4. 協賛募集期間
2024年03月01日〜2024年05月19日
5. 募集責任者および連絡先
責任者 中之島運動器研究会事務局 中西聖弥
連絡先 Email:nakanoshima.forum@gmail.com
6. 申込方法
協賛申込書をメール添付にて、事務局までお送りください
(尚、請求書の発行は予定しておりませんので、ご入用の際はその旨を申込書の余白にご記載いただきますようお願い致します)
7. ご入金先口座 ※振込手数料は貴社負担となります
【店名】京都信用金庫
【店番】100
【預金種目】普通預金
【口座番号】0154042
「第15回中之島運動器研究会」
8. 協賛へのお礼
お礼として、貴社の広告をさせていただきます。
① 貴社の社名を告知ポスターにて紹介
② 貴社に関するアンケートを1問実施 (会終了後、集計した後送付)
③ 貴社に関する5分以内のCM動画を研究会中に放映
9. 貴社の広告情報添付に関して
① CM動画に関して
ファイルが重い場合、圧縮やファイル送信サービス等で提出してください。
② アンケートに関して
研究会の申込みフォームにアンケートを実施いたします。したがって、研究会申込開始の2024年05月19日までに協賛申込書の提出をお願いいたします。
アンケートは共通質問として【参加者基本情報】も収集します。参加者基本情報は「氏名・職種・所属施設・メールアドレス」となります。
参加者基本情報の共有を希望する場合、各協賛企業様に、個人情報保護法に基づき個人情報の取り扱いに関して以下の明示をお願いしております。
1. 個人情報を利用する目的をできる限り具体的に示すこと
2. 個人情報を第三者提供する場合、必ず本人の同意を得ること
3. 個人情報の問い合わせに関する窓口を設置すること
