日本整形外科学会のスポーツ専門医として、青少年のスポーツ障害、指導および中高年のスポーツ障害、指導を行っております。
昨今、少年野球・少年サッカーをはじめとして、小中学生のスポーツが、盛んに行われております。
特に、枚方は、リトルリーグが世界一になった実績があります。
全国高校ラグビーでも、枚方の常翔啓光学園や東海大仰星が次々に連覇を達成しました。
ストレッチ、アイシングをこころがけ、痛みが慢性化する前に一度受診しておきましょう。
スポーツ障害(ケガ)
骨折、捻挫、脱臼、肉ばなれ、など
スポーツ障害
ジャンパー膝、オスグッド病、野球肘、テニス肘、野球肩、シンスプリントなど
応急処置(RICE処置)
スポーツ現場で「ケガ」が起こった時に、診療所、病院にかかるまでの間、応急処置を適切に行えば、損傷を重症化させずにすみます。
正しいRICE処置を行いましょう。
Rest 安静
Ice 冷却
Compression 圧迫
Elevation 拳上
Rest 安静
損傷部位の腫脹(はれ)や血管・神経の損傷を防ぐことが目的です。
副子やテーピィングにて、損傷部位を固定します。
Ice 冷却
二次性の低酸素障害による細胞壊死と腫脹を抑えることが目的です。
ビニール袋やアイスパックに氷を入れて患部を冷却します。
Compression 圧迫
患部の内出血や腫脹を防ぐことが目的です。
スポンジやテーピングパッドを腫脹が予想される部位にあて、テーピングや弾性包帯で軽く圧迫気味に固定します。
Elevation 拳上
腫脹を防ぐことと腫脹の軽減を図ることが目的です。
損傷部位を心臓より高く挙げるようにします。