日本リウマチ学会のリウマチ専門医としての知識と経験を生かし、最新の医療を地域の方々に提供できるよう心がけております。
- リウマチって何?
リウマチとは、自己免疫疾患といわれるもので、自分の免疫(外からのばい菌などをやっつける力)が調子をくずし、自分の関節などを攻撃破壊してしまう疾患です。 - リウマチの症状
指の関節や肩・膝の関節の痛みや変形がおこってきますが、初期は朝起きた時の手のかじかむようなこわばりがあります。
この朝の手のこわばりが1時間以上で、その症状が2週間以上続くと関節リウマチの可能性が強くなります。 - リウマチの検査
手のレントゲン検査や血液検査でリウマチ因子というのを測定します。
その他、関節リウマチ診断基準というのに照らし合わせて診断いたします。 - リウマチは治る?
はい。
ある程度の投薬等は必要ですが、治療効果は十分期待できます。
以前は、慢性関節リウマチというのが正式名称でしたが、現在では治療方法も進んでおり、緩快することもあることから、慢性という文字が消え"関節リウマチ"と呼んでいます。 - 治療方針は?
投薬治療 | 消炎鎮痛剤や抗リウマチ薬やステロイド薬や免疫抑制剤 |
理学療法 | 関節炎症状に対し温熱治療等を行います。 |
注射治療 | 必要に応じて関節内にヒアルロン酸やステロイド剤の注入を行います。 |